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ラミクタールの皮膚障害での死亡事故の例

2019年09月20日
気絶をしている男性

ラミクタールとは、脳神経の興奮を抑える効果がある薬で、てんかん発作の予防や双極性障害の気分の浮き沈みを抑える効ために用いられます。
てんかん発作に対しては、部分発作をはじめ様々なタイプのてんかんに有効なのが特徴です。
ラミクタールではまれに重篤な副作用が生じる可能性があり、特に皮膚障害の兆候が現れた際は、すぐに医師に連絡し診察を受ける必要があります。
皮膚障害の種類には、全身の皮膚や粘膜が赤くなり、擦るだけで皮膚が剥離してしまう中毒性表皮壊死融解症(TEN)、高熱と湿疹、粘膜のただれや皮膚の赤らみが特徴のスティーブンス・ジョンソン症候群があります。
これらの症状は薬を飲んだ直後から現れるケースが多いですが、薬を服用してから3週間以上経過してから現れる薬剤性過敏症症候群になる可能性も存在します。
発熱と同時に、皮膚にかゆみのある紅い斑が発現します。
皮膚障害では何件かの死亡例が存在しており、いずれの例も定められた用法・用量を超えた投与が行われていた事が判明しています。
ラミクタールは用法・用量を超えた服用で重篤な副作用が現れやすい事が判明しているので、必ず医師の指導を守って服用しましょう。
死亡例では、ラミクタールと併用する事で薬の代謝が遅れ、体に長く残ってしまう成分が含まれた薬剤を服用していたてんかん患者に対し、投与開始日から1日50mgを投与する事で、重篤な皮膚障害が現れました。
他の例では、特定の抗うつ薬を服用していた双極性障害患者に、同じく投与開始日から1日50mgの高用量が投与され、薬剤性過敏症症候群を発症し死亡に至っています。
両方の患者とも、本来の服用は25mgを隔日投与する必要がありましたが、用量を超えた投与により副作用が発現しました。

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