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ラミクタール摂取による奇形児出産のリスク

2019年10月05日
目眩をしている女性

薬の副作用の中には催奇形性と呼ばれるものがあり、妊娠中の女性が薬物を服用した時に、胎児に奇形が起こってしまう危険性の事を意味します。
特に妊娠4週から12週末あたりは、中枢神経をはじめ、心臓や手足、目や鼻などの人体の主要な器官が形成される時期のため、胎児の体に影響を及ぼす成分の含まれた薬を服用すると、形態異常が起こる可能性があります。
市販薬・処方薬ともに、催奇形性の危険性がある薬はごくわずかですが、市販の風邪薬などであっても、完全に安全と言える薬はありません。
ですが、用法用量を守り、短期間だけ服用したのであれば過剰に胎児への影響を心配する必要はないのも事実です。
ラミクタールは脳神経の興奮を抑え、てんかんの発作を予防する効果のある抗てんかん薬で、部分発作と全般発作の一部の症状に効果を発揮します。
単剤療法として用いる事も可能ですが、効果を高めるために他の抗てんかん薬と併用する事もあります。
また、双極性障害の気分の浮き沈みを緩和し、再発を緩和する予防薬としても効果が認められています。
抗てんかん薬の中でも、ラミクタールは催奇形性が低く、奇形児出産のリスクが非常に低い治療薬です。
ラミクタールは双極性障害でも利用されていますが、他の向精神薬と比べても胎児に影響を与えない事が報告されています。
ラミクタールでの奇形児出産のリスクは薬剤を投与されていない通常の妊婦と同等ですが、妊娠出産を予定している女性は、早めに医師と相談しておく事でより安全性を高める事ができます。
難治性の患者の場合は多種類の薬剤を使った治療を行っている事が多いですが、多剤併用は一般的に催奇形率が上昇する傾向にあるので注意が必要です。

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